断崖にデッキを作る仕事でした。土壌と立地の面から地耐力が弱く、経年時の予測が立たず保証が出来ませんが可能な限り良い仕事をさせて頂きます・・と申し上げた後、仕事を頂きました。
海が近いので防錆を考えて鋼材は溶融亜鉛メッキでデッキ板は樹脂製です。
苦労話を聴いて下さい・・支柱用に穴を掘るのですが自分が崖下に落ちてしまいそうな現場です。
ロープを体に巻き付けて落下防止対策を取りながら、足を踏ん張ろうにも足場が無い状態で斜め穴を1.2m位堀り、掘った土も下に落とさず袋に入れて回収です。
その穴に溶融亜鉛メッキのSGP鋼管を打ち込みコンクリートを打設。
コンクリもバケツで入れていきます。これを支柱にデッキを構築しました。
このように作業が効率よく進まないので他の仕事をこなしながらゆっくり進行しました。
ですから10月位から初めて年明け1月に完成しました。
出来てしまえば素晴らしい眺望!
苦労の分、多くの達成感を感じる事が出来ました。
これなら、お客さんも落下を気にせず敷地ギリギリまで使えて、喜んで頂けます。
竹垣屋ですがこんな仕事も得意です。