みす垣の追加工事
人工丸竹(イエロー) アルミブロンズ柱 使用
よその業者さんが施工した、みす垣の延長とみす垣扉の新設のご依頼を頂きました。
ペットが庭から出ないようにしてほしいというお施主さんのご要望です。
同じ種類の竹垣でも作り手が変わると、見た目だけでなく構造や施工方法も変わってきます。
この現場、柱はアルミなのに根元が地面には刺さってなく、
かわりに木の角柱が添えられてそれにボルトで固定されている状態。
(その木の柱が地面に刺さって自立している状態でした。)
今回は木の腐朽が進んでいるので撤去し、高耐久なアルミ柱へ変更となります。
この木の柱の撤去が大変でした。コンクリートを地面下50cm位から柱の周りにビッチリ巻いてあり、
撤去するにはコンクリートの破砕か柱を強大な力で上に抜くかしかありません。
今回は上に抜く方法でトライしました。
ボルトで貫通共締めなので、金切りノコでカット、
チェンブロックという1トン位の引っ張り能力のある機械を使って真っすぐ上に引き抜きました。
抜けた穴に、アルミの柱を入れコンリートで固定、ここまでの作業でほぼ一日かかり、後日、扉を製作し取付。
そして竹垣を延長作業だったのですが、既存の竹垣の柱が傾いて設置されていた為、修正してからの作業となり完了まで4日もかかってしまいました。
今回の作業で腐りの心配はなくなり、お客さんにも満足頂いてます。
人工竹製 カケヒ
プラスチック竹のカケヒ。老朽化が進んでいたので交換いたしました。