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大野城市内 K様ご依頼 J様邸

 

 

 

 

 

建仁寺垣(両面張り)

防虫防腐加工天然さらし竹 簿王中防腐加工焼杉柱   使用

 

30代の若いお施主様でした。

露天風呂の目隠しに竹垣で囲いたいとの事で設置させて頂きました。

雪の降る中の作業でした。

ただ、天然竹は湿気に弱く、ましてお風呂周りですからので、竹、柱すべてに腐りにくい防虫防腐の薬剤を加圧注入されたものを使用しました。

竹で閉鎖された空間をより広く見せる為に柱を極力裏に配しており、お風呂の方からはほとんど柱が見えなく、

よりゆったりとした気持ちでお風呂を楽しんで頂けるのでは・・と思っております。

内部には消音(防音)シートを挟み込み、なるべく音が外部に漏れぬような仕様となっています。

また、メンテナンス向上の為に竹垣の一部が簡単に外せます。

扉も閉めてしまえば竹垣と見た目が一体化する隠し扉で、型くずれしにくいスチール枠防錆塗装の丈夫な枠が内部に忍ばせてあります。

このように各所に利便性と耐久性と景観に特別にこだわった仕様となっております。

価格は、一般的なプラスチック製の竹垣よりお高くなりましたが、施主様には大変満足していただくことが出来ました。

 

まだ、お風呂が出来ていなかったので、露天風呂の完成をみることが出来なかったのですが、自然に囲まれたお風呂は

さぞ、気持ちにいことでしょうね。

温泉など、露天風呂の光景がメディアで流れているのを目にするとたいてい、お風呂の目隠しはプラスチック製の竹垣が多く、

天然竹でも耐久性を上げることは可能であることを多くの方に知っていただきたい気持ちです。

 

写真は、施工途中のもので、隠し扉はまだついていません。