「近所に新築の家が建ち、露天風呂内部が見えるようになったので対策してほしい・・・」
お客様からの連絡を受け製作しました。細いプラスチック竹で作ったスダレです。
台風などでバタつき壊れないように力のかかる部分に見えないように金属を忍ばせてあります。
横の小さな竹も0.8mmステンレスワイヤーですべて繫いであります。
わずかなすき間があるので圧迫、閉塞感もなく、雨の振り込み防止にも一役かっています。
またワイヤーの部分に沿って、これまた補強入りの縦の竹で挟んでいますので、
とても手間がかかりましたが美観と強度共にバッチリです。
「少しでも美しく、丈夫な物をつくり喜んで頂きたい」いつもそんな思いで作っています。
小物入れ用?棚。
露天風呂そばに脱衣入れなのかシャンプー入れなのかは知れませんが、注文頂いた棚です。
表には、小雨程度では濡れないように合皮のカバー付きです。
このカバー風で動かないようマグネットキャッチを付け
名機と言われるジャノメの古いミシン、メモリークラフト6000を使用し、屋外用の丈夫な糸を縫いました。
裏には撥水加工をいたしました。
お風呂の給湯設備の操作パネル隠しの塗装。
ミライ工業製プルボックスが取り付けられていましたが、お客さんから「どうも雰囲気に合わないので何とかなりませんか?」
そんな依頼を受けて、枯竹色に塗装しました。
余談ですがミライ工業ってご存知ですか?
私は何年か前「ガイアの夜明け」だったかな?TVで知ったのですが、
とてつもなく凄い会社です。ググれば沢山面白い話が出てて来ると思います。
お風呂の給水配管とバルブ隠し。
こちらも竹垣からニョッキリ生えてた無機質な配管とバルブを見栄えするように化粧しました。
水回りなので腐らないプラ竹で被いバルブ取っ手は米ヒバで覆いました。
写真は接着が乾くまでの仮固定テープが張ってあります。