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灯篭の火袋  福岡市内 H様邸

 

 

灯篭 小窓

天然木材(米ヒバ)とアクリルワーロンを使用。

時間ばかりかかって鬱になりそうな仕事を受注しました。灯篭の火袋(明りが灯る所)正確に加工されてないので現物合わせで木枠の方を削ったりして合わせないと簡単に外れたり、隙間が出来たりします。

米ヒバは白木美しく、肌がきめ細かく、腐りにくくて変形も少ないとても優秀な木材ですが、入手困難な材です。

ひと昔まえまでお寺なんかの建築では多用されてましたが、うちも在庫が無くなれば使いたくても使えなくなります。

本来は木枠には和紙を張るのですが、経年で破れたりするので、アクリルと和紙のハイブリッド、アクリワーロンを使いました。

これが有ると灯篭も生きてきます。LEDの揺らぎ照明なんか入れればさぞかし素敵でしょう。

お客さまにも大変喜んでいただきました。苦労も報われます。